マックグリドルにみるマクドへのMSの浸透
あなたはマクドのマックグリドルをしっているだろうか?
http://www.mcdonalds.co.jp/mcgriddles/index.html
簡単に言うと,朝マックの甘いホットケーキをパンにして,中に朝マックのソーーセージやらチーズやらハムやらをはさんだものである.個人的嗜好によると思うが,絶望的にまずい.この感覚は、ScreenBeansの絶望の絵でしか表現できない(下図)。甘いものと焼き物を一緒にするな.
↑ マックグリドルを朝食として食べた後、仕事に向かう私の抽象イメージ
なんでこんなまずいものを作ったのか.私は範囲の経済性,つまり「同じ生産設備を使って、種類の異なる製品を生産した場合,設備を共有することによる生産コストの低減される」という法則に従ったものと思われる.ホットケーキとソーセージマックマフィンとマックグリドル.確かに同じ生産設備ででき,低コストで多品種が開発できる.
さらにメガマック.はっきりいってビッグマックにパテを倍にしただけなのである.このハンバーガの出現に,私はマクドがすでに次世代ハンバーガ開発基盤を構築したことに気づき驚愕した.つまり,フィーチャモデルをベースとしたプロダクトラインハンバーガ開発の採用である.おそらく
ハンバーガ −●(レタス) −● (パン) −○ (チーズ) −● (パテ) + 1枚(←ハンバーガ) + 2枚(←ビッグマック) + 4枚(←メガマック) + 8枚(←ギガマック(予想)) (注)−○ オプショナルフィーチャ,−●必須フィーチャ, + 相互排他的フィーチャ
というフィーチャモデルを内部に持っていて制御された製品開発をすすめているに違いない.
このような動きを見ると,どうもハンバーガー大学にマイクロソフトの人間が入ったのではないか,そう勘ぐるのは私だけでないはずだ.